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DIZZY MIZZ LIZZY REUNION TOUR 2010 IN JAPAN レポート 名古屋編

■5/5(水)いよいよライブ初日!名古屋Electric Lady Land

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Dizzy Mizz Lizzyの再発CDや楽譜はこちらで

14:30くらいに会場前に到着したがさすがに誰もいない。
関係者に聞いたところバンドは取材を終えリハーサル中とのこと。

入り口の扉が開いている時には、
GloryやRotatorなどが少し漏れ聴こえてきて大興奮した!
おそらく日本で一番最初に聴いたのは
私とその場にいた数人のファンだけだろう。

初日なので何かとバタバタしている様子で、
物販の先行販売なし、との張り紙も。

17:00の開場前には50人くらいがすでに並んでいた。
やはり年齢は20代後半~30代中心で、もしくはそれ以上。
ここでは思ったよりメタルファンが少なそう。
Tシャツや髪型で判断しているわけだが。(笑)

中に入ると想像以上に会場は狭くて
一番後ろでもかなりステージに近い。
ステージは横幅もあるのでメンバーも
ある程度動けそう。
フロアは3段くらいあって見やすいだろうし
なかなか良い会場だ。

Tシャツを開演前に買うと20名にサイン会に当たる
とのことで物販にはずっと行列ができていた。
前売りでほとんど捌けていた名古屋は、
祝日でもあるので客は順調に入ってきており、
開演前にはほぼ満員。
これならバンドも安心するだろう。

ステージは壁面も全部照明だし、
ストロボライトもあるのでインパクトがあった。
音響もこの規模では相当良かったと思う。

場内BGMはすべて80'sハードロックで
Dokken,Mr.Big,Bonfire,TNTなど懐かしいバンドが流れた。
たぶんTimの趣味だろう。
主にメロディックかつ巧いバンドを選んでいるのが彼らしい。
Tシャツといい完全にハードロック少年に戻っているようだ。

定刻の18:00を少し過ぎて
最後のBGMのボリュームが上がる。
The Beatlesもカバーしたラリー・ウィリアムズの
「Dizzy Miss Lizzy」だ!
もちろんバンド名の由来となった曲である。
陽気な曲にテンションがあがる!
ところどころ音が飛んでしまったのにはコケたが。
ちなみに大阪でも音が飛んだ。(笑)
さすがのラリー・ウィリアムズも
Dizzyの前座は緊張しているようである。

やがて暗転すると流れてきたSEは
1stの最後に収録のToo Close To StabのOUTROである。
これで次のオープニング曲がわかったファンもいるだろう。
巨大なモンスターが闇の中でうごめいているような
恐怖感さえ感じさせるゾクゾクする曲だ。
会場の歓声には雄叫びや悲鳴がまじり
異様なまでの空気に包まれている。
まるで災害現場のような緊張感だった。

暗いまま出てきた3人がゆっくりと低位置につく。
左手のTimだけにスポットが当たり
ラインの入った黒白のストラトでかき鳴らされたリフは
THORN IN MY PRIDE。
14年前と同じ曲での幕開けだ。
フラッシュバックする当時の興奮までも重なり、
DML史上最速の曲で一気に飛ばす!
そして客は力の限りヘイ!ヘイ!コールで応える。
私はこの時点で来日公演が大成功することを確信した。
日本にもまだこんなに熱いファンたちがいるのだ。
曲中にTimとMartinがびっくりした表情で
お互いの顔を見合わせて笑っていた。
その様子には涙を抑えることができなかった。。。

続けざまにTimの4カウントからFind My Way。
これも破壊力のあるリフで日本で人気の高い曲だ。
日本で2ndからはじめてオンエアされた曲がこれで
次の2ndもすごいものになると感じたことが懐かしい。
会場はさらにヒートアップする。

次のBarbedwired Baby's Dreamも
クセのあるリフとグルーヴが心地良い彼ららしい曲。
本国ではここでGloryをやっていたので
日本向けにより美味しいところに
Gloryの順番を変更したことを確信して一人でニヤリ。
彼らはちゃんとわかっているね。

次のFor God's Sakeは最後まで演奏せず、
Mother Nature's Recipeへと繋がる。
これもまた楽しいライブ向きの曲だ。
今日はロングバージョンではなかった。

ここで少しテンポを落としてHidden War。
過去2回の来日では演奏されなかったレア曲。
穏やかなでクリーンなアルペジオ、
優しく心をなでるようなギターソロ。
こんなに良い曲だったのかと再認識させられた。

次はTimが個人的に好きなWhen The River Runs Dry。
ヘヴィーで力強い曲にまた盛り上がり始める。
続く…And So Did Iの終わりに被せるようにRotator。
ライブでの疾走感は抜群で、客はみんな飛び跳ね、
Rotator!と連呼して腕を振り上げる!
ものすごい盛り上がりを見せた。
続くZEP的なRunも客は良く歌っていた。

再びスピードダウンしてLove Is a Loser's Game。
これもまた客はよく歌っていた。
Martinのベースソロのメロディーが美しかった。
TimもMartinを紹介していた。

そしてTimが自分のヒーローに捧げた曲だと紹介して11:07 PM。
ヒーローとはもちろんジョン・レノン。
このためだけにわざわざ12弦のギターを持ってきたらしい。
これまた客はしっかりと歌っていた。

Timがスローソングはもういらないね、ロックしよう!と言って
Wishing Wellで再び興奮はトップギアに!
体力が回復した客も待ってましたとノリノリ。
途中のキメはバンドはバッチリだったが
客は見事に間違えた。(笑)

次の67 Seas In Your Eyesは
Black Sabbathのsupernurtを入れ込んで
ロングアレンジヴァージョン。
ライブではお馴染みだ。
後日組み込まれたソレンのドラムソロはなかった。

そしてデンマークでは一番人気のWaterline。
Timが途中でCOME ON!と客を煽る!
日本でも異様なまでの盛り上がりを見せた。
予想通り観客にマイクをむけて歌わせる場面も。

間髪いれず本編最後はGloryである。
この流れはもはや反則技だ。あまりに危険すぎる。(笑)
まさにダメ押し。
日本でのブレイクのきかっけとなった曲に
ふさわしいオーダーだろう。
客はみんなリミッターが完全に外れてしまい
会場が揺れんばかりの大騒ぎ!
最初から最後までみんなが歌い跳ねていた。
途中のHESITATE!は観客にマイクを向けていた。
ギターソロはロングバージョンで
印象的なフレーズを繰り返していた。
ここは毎回アドリブらしい。
3人のアイコンタクトによる意思疎通もバッチリだった。
ここでバンドは一度ステージを降りた。

アンコールを求める大拍手の中、再び登場。
セットリストにあったLove Me A Littleは演奏されず、
あまりにも美しく悲しい名バラードのSilverflame。
ちらっと弾いたアルペジオのあと
伸びやかな一筋のギタートーンですぐにわかる。
観客に歌わせる場面もあったがなんとか歌えていた。
この曲で思わず泣いてしまったファンは多かったようだ。

最後の締めはTwo Of You。
ヘヴィーでタテのりな曲。
実は最後の理由は歌詞にもある。
「why, tell me why,there's river to cry tonight, oh why.」
「なぜ?なぜだか教えて。
今夜はそんなに泣くの?なぜ?」
それは14年ぶりにまさかの再結成をして
こんな素晴らしい演奏を目の前で聴けたからだろ!
と誰もが思ったファンは多かったはず。
最初と最後にはDoorsのThe Endのフレーズを
入れていた。これもファンにはお馴染み。

いつまでも続く拍手の中、3人はステージを降りた。

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Tim Christensenの貴重な廃盤CDはこちらで


「圧巻!!!!!!!」

の一言に尽きる。

言葉にすればするほどチープになってしまうので
この感動をどう伝えればいいのか。
これ以上ないほどの大きな期待をせずにはいられなかったが、
それをあっさりと越えてしまった。
ソロ活動でギタリスト、シンガー、フロントマンとして
の大きな成長をフィードバックしたTim、
音楽から長年離れていたとは思えない
当時と変わらぬプレイのMartinとSoren。
キメやアドリブも息がピッタリな3人
によるコンビネーション。
CDより楽曲を進化させたジャムパートやライブアレンジ。
前回の来日が霞むような衝撃。
もはや文句のつけようがない。

基本のThe Beatlesから始まり、70年代ロックやプレグレ、
80年代メタルやハードロック、90年代のグランジ・オルタナに至るまで
ロック史の栄光のエッセンスを余すところなく吸収し見事に再構築。
しかもたったの3人で完璧に演奏したDIZZY MIZZ LIZZY。
こんな素晴らしいバンドが10年以上も眠りに
ついていたとは信じられない。

ライブ後はサイン会が行われて、
ラッキーな20名の方がメンバーと対面した。
どの人も飛び切りの笑顔で会場から出て行った。
私もメンバーと対面することができ、
緊張であまり話せなかったがサインや握手に
応じてもらい大感激。
着ていた前回の来日公演のレアTシャツにも反応してもらえた。
またメンバーには長年渡したかったあるものを
喜んで受け取ってもらえたので嬉しかった。

今回はカメラマンも同行しているらしく
開演前から終演後までメンバーやファンなど
動画撮影していたのでラッキーな人は
今後の作品か番組に出演できるのかもしれない。

この日だけでももうお腹一杯だが、
この衝撃的なライブがまだ3回観れると思うと
さらにテンションが上がってきてニヤニヤが止まらない。
どうやら私たちはとんでもないモンスターを
覚醒させてしまったようだ。

余談だがバンドは名古屋では手羽先を食べたようだ。

【Setlist】Dizzy Mizz Lizzy 2010.5.5 Nagoya

===================
Dizzy Miss Lizzy
-----------------------------
Outro
Thorn In My Pride
Find My Way
Barbedwired Baby's Dream
For God's Sake
Mother Nature's Recipe
Hidden War
When the River Runs Dry
Hidden War
...And So Did I
Rotator
Run
Love Is a Loser's Game
11:07 PM
Wishing Well
67 Seas In Your Eyes
Waterline
Glory
------------------------------
Silverflame
Two of You
====================


大阪・川崎ライブ編へ続く。



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2010年05月23日 09:41に投稿されたエントリーのページです。

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